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31「フィンランドにおけるキャリア教育とは?」に参加 20190707

【国際】「フィンランドにおけるキャリア教育とは?」に参加 20190707
 
 2019年7月7日、第4学年久米さんが世田谷ものづくり学校にて、「フィンランドにおけるキャリア教育とは?」に参加しました。フィンランドにおける教育の視察の報告を聞き、課題本を読みながら、グループディスカッションをしました。
 
 11期生の国際理解教育では、世界から見た日本、日本から見た世界を捉え、自分に正直になる勇気を持って自分の考えを深め、発信していくことを目指していきます。また、そういった活動を通して、よりよい社会の構築に貢献していきます。
 
 以下、久米さんの感想です。
 
 フィンランドの教育は有名だが、歴史的背景があって、必要に迫られて始まったっということは知らなかったし、驚いた。他国と比べてもトップレベルの教育が、高い税金のもとではあるが、無償で大学まで貫かれているのはすごいと思った。フィンランドでは、生徒が今と未来を繋げて考えられることが分かった。また、フィンランドの学生が、自分の感情について理解が深いのも分かった。
 一方フィンランドみたいな教育に日本の教育を近づけるのは一部でなら可能かもしれないが、日本全体では難しさを感じた。日本は、自分が今何をしたいのかじゃなくて、みんなが今どうしているのかを1番に考えている。私は今までみんなの中にいることが大事だったのが、社会に出たら他の誰でもない自分というものが大事になってくるというギャップがある。それを埋めるものがキャリア教育。職業理解を深めたり、自分が何になりたいのか考える大切さが分かった。しかし、何かに主体的に考えて取り組んだり、参加するには勇気がいる。一部のやる気のある生徒とそうじゃないその他大勢がいた時に、その他大勢の所から、一歩を踏み出すのは、同調圧や周りの目、人間関係などから勇気のいること。こうやって流れている空気を変える必要性を感じたし、日本の文化がそうさせているという側面があることも感じた。
 考えてみると、小石川のサイエンスカフェはキャリア教育につながるところがあることを再認識した。小石川のようにサイエンスカフェなどの形で様々に視野を広げたり、色んな大人と関われる機会があっても、そこに参加するかどうかは、自分の意志による。サイエンスカフェのように、ロールモデルとして、様々な大人と出会い、話す機会が必要だ。自分の意志を持って、今後も様々なことに参加したいと思った。
 






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