31 1学年(14期生)移動教室
6月9日(日)6月10日(月)の一泊二日で、富士五湖周辺及び朝霧高原へ移動教室に行ってきました。生憎のお天気でしたが、雨天時のプログラムを一生懸命かつ楽しく行うことができました。
《出発時の様子》
《山梨県富士山世界遺産センター》
山梨県富士山世界遺産センターでは、世界遺産である富士山の普遍的価値である情報や保存管理などに関する資料などをみて学習することができました。一生懸命メモをとる姿があちらこちらで見られました。
《コウモリ穴・クニマス展示館》
「幻の魚は生きていた」というタイトルで国語の授業でクニマスを題材にした授業を行っていました。展示館の資料をみた生徒からは「授業で扱った文章がそのまま載っている」との声がきこえました。
コウモリ穴はみんなが想像していたよりも遥かに暗く、そして狭い箇所がありました。通り抜けるのにしゃがみながら歩くなどして大変でしたが、普段体験できない場所に全員興奮気味でした。
《ネイチャーガイドウォーク・クラフト体験》
河口湖フィールドセンターでは、ネイチャーガイドウォークとクラフト体験をしました。敷地内にある船津胎内神社の中には胎内樹形の入口があります。洞穴の側壁は肋骨状、天井は鍾乳石状になっていたり、流れ込んだ溶岩がうねったり奇妙なしわ模様をつくったりしていて、まるで人の胎内のようでした。全長約70m、長いもので約20mの樹型が複数本組み合わさり、一帯で最大大規模の溶岩樹型とのことです。頭を打たないように慎重に洞穴内を進んでいきました。
クラフト体験では、ペーパーウェイトかバードコールのどちらかを選び製作しました。作り上げたものはお土産として各自持ち帰りました。
《クラス出し物発表》
雨のためキャンプファイヤーが中止となりましたが、宿泊先の体育館をお借りしてクラス出し物の発表会を行いました。各クラスとも練習(打合せ)の成果を十分に発揮し、大いに盛り上がりました。
移動教室の2日目の朝も雨でした。酪農体験およびBBQにまで影響が出てしまうのではないかと心配していましたが…
酪農体験先の「朝霧ハートランド牧場」に着くと、天気がわずかに回復して晴れ間も見えるようになりました。
《酪農体験・BBQ》
乳しぼりやえさやりを体験しました。大きな牛にも臆することなく積極的に体験活動に参加していました。また、重機体験では大型重機に載せてもらい牧場を周遊しました。とても風が気持ちよかったです。
そして、待ちに待ったBBQ。たくさんのお肉と野菜を全員でおいしくいただきました。みんなお腹いっぱいです。最後は牧場の「監督」からお話をいただきました。みんな真剣に聞いています。
予定していた到着時間よりも少し遅れての到着でしたが、無事学校に戻って解散式をしました。大きなけがもなく、集団生活の中で自然を体感する充実した2日間でした。また、宿泊を伴う行事を経験して、集団生活において何を優先して考えるべきか。今自分たちがすべきことは何かを考えることができました。この2日間で成長を感じられた面もありますが、まだまだこれから成長が必要な部分もあります。この移動教室をきっかけに、さらに成長していくことを期待しています。