このページはリニューアル前のホームページです。リンク先は存在しない場合があります。現在のサイトへ移動

印刷

31 小石川フィロソフィー2 講演会 20190410

小石川フィロソフィー2 講演会 20190410



 4月10日(水)に統計科学専門である中央大学の酒折先生をお招きして、講演会を行いました。

昨年度の小石川フィロソフィー1では、新聞や評論の読解、スピーチコンテストなどを通して思考力表現力読解力を培いました。
今年度のフィロソフィー2では、統計学の基礎を学びます。論文やプレゼンテーションにおける客観的な指標の重要性について学び、その手法について理解を深めていきます。

講演では日常に氾濫している統計グラフや統計についての知識の誤用、悪用の例を取りあげながら、正しい目を養うことの大切さを教えていただきました。


 生徒の感想一部抜粋
 ・統計と一言で片づけられないほど奥が深いと思った。

 ・グラフが表している本質を見られる人間になりたいです。

 ・今までテレビや資料の中で出てきているグラフにそこまで興味を持ったりじっくり見たりする機会はなかったが、今回調査のやり方やグラフの作り方を変えることで見る人の印象を左右させてしまうことが分かった。今後は自分でよく考えてみたい。

 ・統計と聞くと難しそうに感じるけれど、グラフの悪用などの面白い話がたくさんあってわかりやすかった。今後必ず使うので、少しでも知っておいてよかったと思った。

 ・統計の必要性や人工知能などこれからの世の中に役立っているとても魅力的なものだということが分かりました。

 ・統計はデータの集まりというだけでなくむしろそこから分析をしたり策を考えたりするのが統計学だと知れてよかったです。

 ・今までグラフなどを偽装・悪用しているところがあるのは知っていたが、「テレビだから」などと注意してみていなかった。今回の講演でもっと注意しないといけないなと感じた。だからといって統計がすべて悪いものという目で見るのではなく、客観的な事実をしっかり整理すればとても便利なものだということも分かった。
 
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-29-29
電話 : 03-3946-7171 ファクシミリ : 03-3946-7397