ロボカップジュニア・ジャパンオープン2019和歌山20190516
優勝(サッカー)& 第3位(レスキューライン)
物理研究会のチーム
SKY Crew(スカイクルー)と5yen(ゴエン)が
ロボカップジュニア・ジャパンオープン2019和歌山にてそれぞれ
全国優勝・第3位という見事な成績を収めました。
12月に行われた関東ブロック大会(東東京ノード推薦)で第1位となったSKY Crewはサッカー部門において予選リーグ・決勝トーナメントの全試合に勝利し
全国優勝を達成しました。
一方、東東京ノード優勝を経て関東ブロック準優勝で代表となった5yenはレスキューライン部門において、全4回のトライアル全てに安定した実力を発揮し、中学生ながら見事
第3位を勝ち取りました。
大会は4月28日、29日の二日間にわたり、和歌山市の
「和歌山ビッグホエール」にて行われました。サッカー部門で2度目のジャパンオープン参加となるSKY Crewはハード・ソフト・戦術面の全てにおいて大きな進歩を遂げ、昨年のモントリオール世界大会の経験を武器に、
全試合先行・逃げ切りという危なげない試合運びで
完全優勝を果たしました。一方の5yenは2回のトライアルを完璧に近い形でこなし、
初日を暫定1位で終了しました。二日目は、他チームの激しい追い上げに合いましたが、 最後まで確実なライントレースを武器に
第3位となりました。
SKY Crewは、7月に
オーストラリア・シドニーで行われる
世界大会に、
3年連続で日本代表として参加することになりました。世界大会での更なる活躍が期待されます。
ロボカップジュニアジャパン公式ホームページ
http://www.robocupjunior.jp
ふたたび和歌山ビッグホエールへとやってきました。 初出場の5yen、緊張感が徐々に増してきました。
多くの来賓の方々を迎え開会式が盛大に行われました。 サッカーはスイス式トーナメント。その第一試合です。
いきなり優勝候補同士の激突。息詰まるような緊張感。 予想を超える素晴らしいスタートを切る5yen。
完璧なライントレースで被災者エリアを目指します。 第1日目、5yenは暫定1位で終えました。すごい!
レスキューリーグは、ロボットが周囲の状況を判断して様々な障害を乗り越えて被災者を救助する競技です。ロボカップメジャーのレスキュー競技がモチーフになっており、技術やアイデアによりクリアするレベルが高まるという奥深さを持ったミッションクリア型の競技です。黒いラインを辿って銀色の玉の形の被災者を救助するまでを競う「ライン」など3種類の競技があります。
第1日目競技後、交流会が行われSKY Crewは大人気。 競技スタッフの方々とのお話も「学び」の材料です。
小石川フィロソフィーで研究したソレノイドシューターです。 第一日目の夕食後、リラックスしてまた明日頑張ろう。
サッカーは1チーム2台の自律型ロボットで戦う競技。赤外線を出すボールを探してゴールすることで得点を競います。素早く正確なボール発見とシュート能力やフィールド内に留まる機能実現のため特有のセンサーを駆使します。様々な制限の中で俊敏さを追求するために回路やボディーを自作しオムニホイールという多方向に動けるタイヤを用いたりもします。ロボット同士の衝突も強くなるのでボディー剛性もロボット製作の重要なポイントです。チームワークと総合的なロボット技術を必要とする競技です。
本部からの要請で自分たちのロボットを紹介しました。 サッカー最終試合4-0で勝利。見上げる視線の先はシドニー。
大会委員長の和歌山市長からの5yenへの賞状贈呈です。 関東ブロック代表としてもよく頑張りました。おめでとう!
トラブル対策も含めあらゆる状況を想定して準備しました。 レスキューに続くジャパン優勝。おめでとうSKY Crew!
大会を運営して下さいました和歌山市と大会事務局の皆様、ボランティアの方々、大変お世話になりました。最後に支援と応援をして下さいました紫友会と小石川の皆様方にも感謝申し上げます。
試合の結果 http://WWW.robocupjunior.jp/2019-result.html