サイエンスカフェ「国家公務員」として働く20181108
11月8日、内閣府人事局の「国家公務員の出身高等学校への派遣事業」に基づき、小石川高校56期の芳賀佑輝さん(防衛省 大臣官房文書課法令審査 課長補佐)をお招きし、SSH部・進路指導部共催でサイエンスカフェを実施しました。
防衛省に入省して今年で10年目ですが、この間、英国ブリストル大学大学院で国際関係学を学んだほか、財務省への出向や、在オーストラリア大使館に二等書記官として勤務しつつ、豪政府関係者と防衛関係について論議するなど、省内に限定しない広い範囲で貢献してきた経歴をふくめてご講演いただきました。
大学に在学中から、人の役に立つということを考えていた中で、国家公務員として働くことを志望した経緯や、若くして責任ある交渉を任される充実感などのお話しをうかがいました。
そのなかで、高校在校時けっして英語が得意とは言えない状況だったが、グローバル化していく諸問題にコミットするにあたり、英語は避けて通れないと一念発起、国内外での幅広い活動に繋がっている。だから、自分の可能性を広げる意味からも、語学はしっかり修得すべきだとの示唆を頂きました。
海外大学・大学院への留学を志している者や、将来、外務省で勤務したいと考えている生徒など、全体会が終わったあとも講師を囲んでの質問が続きました。