第62回 日本学生科学賞 東京都大会
第62回日本学生科学賞の東京大会で、本校生徒の研究5件が入賞しました。
日本学生科学賞は昭和32年に創設された中学・高校生の理科分野の公募コンクールで、最も伝統と権威があります。小石川フィロソフィーや部活動を通して1年間続けた研究が認められたことを、嬉しく思います。
最優秀賞
高校の部「簡便なカフェインの定量」5年生個人研究
独創的なアイデアで、飲料中のカフェイン濃度を簡便に定量する方法を開発しました。
優秀賞
高校の部「カラスウリの種はなぜユニークか」5年生個人研究
独特の形状をしたカラスウリの種に注目し、それぞれの部位の役割と進化の過程を探究しました。
中学の部「硝酸銀による塩化物イオンの定量」2年生2名共同研究
食塩水と反応して沈殿を生じる硝酸銀水溶液の性質に注目し、食塩水の濃度を調べました。
奨励賞
中学の部「ナイロンの漂白の研究」2年生個人研究
酸素系漂白剤の働きを、化学的な手法を用いて探究しました。
中学の部「カルピスの希釈濃度の研究」2年生個人研究
様々な手法を用いて、カルピスとカルピスウォーターの濃度を比較、考察しました。
高校の部で最優秀賞を受賞した「簡便なカフェインの定量」は、東京都の代表として11月に行われる全国審査に進むことが決まりました。本校生徒の最優秀賞受賞は、3年連続になりました。深く探究しようとする気持ちが、先輩から後輩に受け継がれていることを感じます。
過去3年間の最優秀賞(東京都大会)
平成28年「変形体の自己拡張的自他認識力」中学の部
「スライムを用いたPFの作成」高校の部
平成29年「無電解ニッケルメッキの研究」高校の部