平成29年度 3学期始業式20180109
平成30年1月9日(火)に3学期始業式が行われました。
梅原校長からは、「AI」について、「東ロボくん」を開発した国立情報学研究所 新井紀子教授の人工知能に関する記事を提示し生徒への期待が述べられました。
梅原校長は、新井紀子教授が「人工知能について、(1)AIが発達しても命令は人間、人間を凌駕できない。(2)AIは優秀でも価値観や高度な責任は負えない。(3)AIを研究すると、人間は何をすべきかを考えることにつながる。(4)将来の人間の仕事は、AIができない創造力や高い責任が求められる仕事や、AIよりも人間の方が安価にできる仕事だ。」と、また、新井教授の私見として、「皆さんはAIが発達した中で働いていくことになり、人間にしかできないこと(1)高い読解力や、(2)人としての常識や倫理観、価値観が大切で、これらをしっかりと身に着けて欲しい。」と述べていると紹介し、校長として2学期終業式でお話しした「10年後の自分」を考える時に、この話を参考に自分自身に何が必要かを考えて欲しいと締めくくりました。
次に、生活指導部主任の淺川先生からは、生徒の皆さんの挨拶が多くなってきたことの変化を紹介し、年末年始等の男子バレーボール部、野球部、バスケットボール部等のさわやかな挨拶や体育館等清掃活動を例に出し、(1)挨拶や清掃などの「規範のスキル」を沢山身に着けて欲しいこと、(2) 小石川生に求められる「自主性」は率先して行動をすることであり、その行動は他をらくにさせ、楽しませ、そして、元気・勇気づけると話がありました。
最後に、大会やコンクールなどで活躍し受賞した生徒の表彰、そして、生徒全員で校歌の斉唱が行われました。