SSHオーストラリア海外研修
SSHの取り組みの1つとして、国際社会でリーダーとして活躍できる科学的人材に求められる資質・能力を育成するために、毎年海外サイエンスプログラムを実施しています。
今年度は、7月31日~8月4日に、5年生5人が香港に、8月6日~8月18日に、4年生10人がオーストラリアのプログラムにそれぞれ参加しています。
ここでは、先日実施されたオーストラリア海外研修についてお伝えします。この研修は,International Baccalaureate(IB)の認定校であるGlenunga International High School(GIHS)で,理系授業に参加することを中心にしたプログラムです。IBは日本でも注目を集めており,その理系授業は,観察や実験を中心に思考の過程を大切にしています。英語で行われるIBの授業にバディの協力を得て参加することで,広い視野をもった理系リーダーの育成を目指しています。
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GIHSでは,学校をあげて歓迎していただきました |
IB Chemistryの授業 |
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小石川生1名につき,4~5名のスクールバディがサポートしてくれました |
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University of South Australia等と連携し,大学キャンパスでの講義に参加しました |
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週末にホームステイファミリーとともに,South Australian Museumでの研修に参加しました。 |
GIHSでは,日本とは異なる授業の進め方に戸惑いもありましたが,多くの刺激を受けました。また,オーストラリアで学ぶ同世代の生徒たちと,授業の内容を教え合ったり,互いの将来の夢を語り合ったり,かけがえのない時間を過ごすことができました。
これまでに築かれてきた南オーストラリア州教育省やGIHSとの友好な関係により,非常に充実した2週間を過ごすことができました。研修に関わっていただいたすべての方々に感謝いたします。ありがとうございました。
詳しい研修の成果は,SSH研究発表会等を通じて順次発表させていただく予定です。どうかご期待ください。