東京都立小石川中等教育学校（旧ホームページ）

平成29年度スーパーサイエンスハイスクール（SSH）指定校に内定20170325

 
3月24日（金）2時に文部科学省が平成29年度SSH指定校に内定校の告知を行い、本校は第3期SSH実践校として5年間の指定を受けました。
 
【第3期SSHでの研究開発課題】
 　6年間を貫く「高度な理数系カリキュラム」と「課題研究」の計画・実施及びその評
価・改善を行う「小石川グローバルサイエンスシステム」を通した科学的人材の育成


小石川グローバルサイエンスシステムを通した科学的人材の育成
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　奈良本俊夫

本校は、平成18年度から平成22年度までの5年間（第1期）及び平成23年度から平成27年度までの5年間（第2期）、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール（SSH）の指定を受け、全校生徒を対象に、学校全体で理数教育の推進に取り組んできました。平成28年度は経過措置校となりましたが、研究のスピードを緩めることなく、これまで10年間にわたって取り組んできた研究の成果を土台に、さらに高い目標を設定して、研究開発を進めてきました。
今年度は、全教員悉皆によるカリキュラムマネジメントのための校内研修を実施し、本校生徒に育成したい資質・能力として「課題発見力」「創造的思考力」「継続的実践力」の3つを抽出しました。そして、それら3つの力を備えて国際社会でリーダーとして活躍できる科学的人材を育成するためのシステムとして「小石川グローバルサイエンスシステム」を提唱しました。このシステムは、6年間を貫く「高度な理数系カリキュラム」と6年間を貫く「課題研究」の計画・実施及びその評価・改善を行うシステムです。平成29年度からの第3期SSH指定に向けて、すでにそのシステムに基づく様々な取り組みを実践し、その効果を検証しています。
4月から第3期SSH指定校として、新たな研究開発研究開発課題を掲げ、さらに充実した理数教育を推進して参ります。