28 小石川中等+開成中学 合同授業20161216
~インプロ(Improvisation即興の身体表現)を取り入れた表現力の育成~
12月16日(金)1・2時間目に、小石川フィロソフィー1の授業の一環として、開成中学の生徒と合同でインプロ(Improvisation即興の身体表現)を取り入れた授業を実施しました。
◇目的◇
(1)既成概念にとらわれず、その場の状況にすばやく柔軟に反応することで、仲間と協働的に活動する力を身につける。
(2)言葉と身体を用いて、失敗を恐れずにクリエイティブに表現する力を身につける。
(3)仲間の中でお互いの個性・存在感を尊重する態度を持ち、個々の自主性を向上させる。
◇内容◇
事前ワークショップ
本番でリーダーとなる生徒を募り、前日に
リーダーズ・ワークショップを開催しました。開成中の生徒も6名参加。指導は、プロの演劇演出家と舞台役者の方を中心に、小石川・開成両校の国語科教員の計6名で行いました。本番では、この6名の指導者は
ファシリテーターとなり、生徒自身がグループのコーチ(リーダー)を中心として主体的な活動を行います。このワークショップはそのコーチとなるためのワークショップです。
総勢200人以上の生徒たちが6会場に分かれて活動します。
アイスブレーキング。チームメイトたちと自己紹介、そしてお互いの名前を覚えるためのゲームをしています。
ミニ・ゲームを各種行っています。前日にワークショップをしたリーダーたちが、グループをリード。
即興的な発想をみんなでつなげて予想外のものが出来上がるゲームをおこなっていく中で、。だんだんと体も大きく動かしていきながら、仲間のオファーに答えながらそれぞれが
柔軟な発想で場面を作っていきます。開成の生徒たちもとても豊かな発想で、素敵なコラボレーションが生まれています。
グループをシャッフルしてまた6会場に分かれ、本日
一番難易度の高いメイン・ゲームを行います。プレイヤー4人とコーチ1人で、条件を満たしながら即興で場面を作ります。みんな、グループ内のそれぞれのキャラクターを生かして、この難しいゲームにチャレンジしています。ひねりのある発想も飛び出して、インプロならではの予想外の場面ができ上がっていきます。