「自然科学・探究活動の基礎」講座では
自然科学の探究活動のために必要な技能の習得を目標に進めます。
機器操作の基礎的な技能、測定の際に気を付けるべきことを、実習を通して気付き、身に付けていく活動を行っています。測定装置や機器を用いる際に気を付けるべきことについても、実習を通して学びます。今年度は、
物理科と化学科の教員がティームティーチングでこの講座を担当しています。
測定により得られたデータは、Excelに入力し、データの処理と分析を行います。平均、中央値、標準偏差、有効数字、正規分布など、
数値の意味を考えながら処理を行います。
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未知の円柱状の金属の直径をノギスで計測し、質量もはかります。同じ円柱の質量と直径を20回以上測定し、測定データをExcelに入力していきます。 |
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今回、ノギスは原理を知るために自分で製作したものを用いました。副尺の原理を学びました。 |
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Excelを用いて、それぞれの測定値の平均値を求め、数式を入れて密度を求めました。今回は数学科の教員も加わり、直径まで求めました。 |