29 避難訓練を行いました20180309
3月9日(金)7時間目に今年度3回目の避難訓練を実施しました。授業中に大地震が発生した後、窓ガラスにひびが入り、けが人も発生したとの想定での訓練でした。前回の避難訓練で出た反省、特に「私語をなくし、静かに速やかに避難すること」を徹底しました。
まず、職員室に緊急対策本部を設置し、教員を招集し、校舎内の状況確認、生徒の安否確認などを手分けして行い、情報収集をして、放送により避難指示を出す訓練です。今回は、避難した後、その避難集合場所を情報収集拠点にするため、最初に職員室で集めた情報を可動式のホワイトボードに書き、それを避難集合場所に持っていく、という試みもしました。
また、緊急対策本部に招集された教員は、屋上やグラウンド、紫友会館等、広い範囲を見て回り、避難出来ていない生徒がいないか、新たな被害が出ていないかをチェックする等の仕事を手分けしてやってもらいました。さらに、けが人の対応として、生徒に担架を運んでもらい、当日、ご協力頂いた消防署から借りたダミーを乗せて、教員が搬送するということもやりました。消防署には、避難訓練とは別に行った教員による消火訓練にもお手伝い頂きました。
訓練では、生徒は冷静に集合場所になったアリーナへ速やかに移動し、集合後も静かに次の指示を待っていました。消防署の方のご講評に、「電気系統がダウンした場合どう避難していくか」というのを今後の課題として、ご指摘いただきました。
色々な事態が想定できるので、来年度もより実際の状況に近い訓練の計画、実施に臨みたいと思います。
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地震発生直後の様子 |
アリーナへ避難 |
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アリーナに集合
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情報収集はホワイトボードを活用
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消防署の方からの講評
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消火器練習の様子
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