東京都立小石川中等教育学校（旧ホームページ）

　今年の8月16日（金）より、4・5年生の代表生徒14名が「SSH英国・ウェールズ海外研修」に参加します。

この研修では、イギリス・ウェールズ地方の伝統校であるカーディフ大学で、物理・宇宙科学、生物学、化学、海洋科学に関するラボワーク・フィールドワークを体験するとともに、参加生徒それぞれが、これまで学校生活を通じて取り組んできた課題研究の成果を英語で発表します。また、日本企業の現地法人を訪れ、海外で活躍する日本人技術者の方々との交流を行います。これらの活動を通は、5年生全員が参加するシンガポール交流校での研究交流につながります。

　7月19日（金）、この研修の一環としてサイエンスカフェを開催しました。約3時間ほどのプログラムでは、研修に参加する生徒による英語での研究発表を行いました。研究発表には、東京農工大学の藤井恒人先生、伊藤夏実先生に加えて、大学院に所属する世界5か国からの留学生6名も参加してくださいました。留学生の方々は生徒たちの発表内容を引き出そうと積極的にディスカッションをしてくださり、非常に充実した内容となりました。

　さらに、この旅行をバックアップしてくださっている紫友同窓会から、会長の戸叶司武郎様をはじめ3名の方々にもご参加いただき、指導及び激励のメッセージもいただきました。



本サイエンスカフェでの学びを胸に、14名の代表生徒は間もなくイギリスへ旅立ちます。
帰国後は、様々な場面でその成果を発表する予定です。彼らの今後の活躍にぜひご期待ください。