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30 男子バレーボール文京区大会(夏季)【高校】結果 20180826

小石川中等教育学校男子バレー部

文京区大会(冬季)『準優勝』

 8月26日に夏季文京区大会が行われました。
 本大会は、文京区に在る高校を対象に2セットマッチで行われ、得セット・得失点が全く同じ場合は、15点までの3セット目を行い勝敗を決めます。通常の公式戦とは異なり、文京区内のチームの活性化を目的としているので本校のような中高一貫校チームであれば中学3年生の出場も可能となります。
 今大会は9チーム(小石川・日大豊山・中央大高・郁文館・筑波大附属・京華・獨協・駒込)の参加となります。4チーム×2の予選トーナメントを行い各リーグの1位、2位が上位トーナメント、3位、4位が下位トーナメントを編成し、順位を決めていきます。

(1試合目 vs 中央大高校)
 初戦の相手は中央大高校。1セット目のスタメンは以下の通り。

 レフト:増谷【4年】・冨田【3年】
 センター:渡辺【3年】・阿部【3年】
 ライト:中島 (嘉)【3年】
 セッター:二宮【3年】
   リベロー:木又【3年】

 高校生チームを相手に、3年生を含む小石川の次世代チームが挑む。前期生のころと比べると、ボールが一回り大きくなり、ネットも10cm高くなる。また、相手チームの選手は体格が一回り大きい。まだ不慣れな点が多い小石川だが、得意のサーブで相手レセプションを崩しミスを誘う。また、エース増谷の鋭いスパイクや力強いスパイクサーブで得点を積み上げる。試合は接戦となったが、23-25と惜しくも1セット目を奪われてしまう。
 2セット目はスタメンを後期生に変更し、反撃を狙う。

レフト:茨木【5年】・清水【5年】
センター:野島【5年】・松本(宙)【5年】
ライト:増谷 (嘉)【4年】
セッター:小菅【5年】
リベロー:菖蒲谷【5年】

 サーブでレセプションを乱し、チャンスボールを多くもらうことができたこの試合。テンポ良く攻撃ができたが、自らのサーブミスで流れを切ってしまう場面が見られた。それでもこのセットを25-13と奪い返し、得失点差で初戦を勝利。

(2試合目 vs 獨協)
 小石川の第2戦目の相手は獨協高校。1セット目は後期生で挑む。ここでアドバンテージを作り、2セット目のBチームにつなげたい。初戦と同様に、相手レセプションの乱れからチャンスボールをしっかりと攻撃につなげる小石川。終盤に相手に連続サービスエースを許すも、25-12でこのセットを勝利する。
 2セット目はBチームで挑む。相手も中学3年生を投入したBチーム。次世代を担う選手同士の試合となった。このセットは獨協のサーブが小石川のレセプションを大きく崩す。なかなか攻撃までボールをつなげられず、ミスを連発する小石川。獨協はミスはあるものの思い切りの良いスパイクで得点を積み上げていく。小石川もサーブで反撃するが、決定打には至らずこのセットを14-25で落としてしまう。しかし、得失点差でこの試合も勝利して予選トーナメントを1位通過する。

(3試合目(準決勝) vs 駒込)
 上位トーナメントの初戦(3試合目)は駒込高校との対戦となった。2試合目同様、後期生をスタメンに起用してアドバンテージを作る。このセットは25-9で勝利。
 2セット目はBチームを起用し勝利を狙う小石川。多くのチャンスボールをもらったこのセット。増谷を中心に攻撃をするが、
中盤以降のサーブミスが目立ち連続得点に至らない。また、タッチネットやダブルコンタクトなどのミスも多く流れをつかみきれない小石川。相手もミスが多かったが、それ以上にミスを重ねてしまい18-25でこのセットを落とす。この試合も得失点差により、勝利して決勝に駒を進める。

(4試合目(決勝) vs 日大豊山)
 決勝の相手は日大豊山高校。昨年度から、この文京区大会で優勝をかけ幾度となく対戦している。この試合は後期生をスタメンに起用して挑む。序盤はお互いにスパイクの応酬で7-7と接戦を展開する。ここで相手にタッチネットやスパイクミスがあり10-7と点差を拡げる。しかし、小石川にも同様のミスが起こり再び同点にされてしまう。その後はお互い一進一退の攻防を繰り広げ20-20と試合は最終局面へ。ここで日大豊山のエースが連続スパイク得点を挙げる。小石川もサービスエースなどで反撃するものの、最後は押し切られてしまい23-25でこのセットを落としてしまう。
 何としても次の2セット目を奪い返しフルセットに持ち込みたい小石川だが、その気負いのためか序盤に連続スパイクミスによる失点を許してしまう。2-8と苦しい状況で中盤をむかえる。しかし、清水・野島のブロックや小菅のサービスエースなどで15-17まで追い上げる。しかし、豊山の際どいコースを狙ったスパイクが決まると、終盤の劣勢からくる焦りのためか再び小石川がスパイクミスやタッチネットなどのミスを連発する。最後はそのまま豊山に逃げ切られてしまいこのセットも17-25で落としてしまう。


 今大会は中学3年生を出場させる良い機会となりました。まだまだミスが多く、自分たちで勝つための流れを作ることができませんが、たくさんの課題を見つけることができた良い大会だったと思います。また、後期生は勝負所でミスをしいてしまい、優勝を逃してしまいました。敗戦をただ悔しかっただけで終わらせぬように、何が自分たちには足りなかったのかを考え克服して次の大会に活かしていきます。今大会に応援に来てくださった皆さま、ありがとうございました。今後とも男子バレー部をよろしくお願いいたします。

【試合結果】
《1試合目》小石川○ vs 中央大×
 23-25
 25-13
 
《2試合目》小石川○ vs 獨協×
 25-12
 14-25

《3試合目》小石川○ vs 駒込×
 25-9
 18-25


《4試合目》小石川罰 vs 日大豊山○
 23-25
 17-25
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