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30 男子バレーボール 関東大会東京都予選会【高校】結果 20180422

小石川中等教育学校男子バレー部
男子バレーボール 関東大会東京都予選会 結果


 4月22日に関東大会東京都予選会が行われました。
 今年度の関東大会は東京開催のため、東京都の代表枠が例年の12チームから2枠増えて14チームとなります。関東大会出場のチャンスが増し、どのチームもいつも以上に熱が入っています。

 小石川の初日は、3チームリーグ(小石川・文京・成蹊)に配置されました。このリーグで1位となると、もう一方の3チームリーグ(日比谷・武蔵(私)・農大一)の1位と2日目進出をかけて対戦することとなります。

(1試合目 vs 文京)
 練習試合で幾度となく対戦をしてきた文京が初戦の相手となった。お互いの力量は拮抗しており、緊張の幕開けとなった。1セット目開始直後に、エース茨木のスパイクが決まる。これを起点に、小石川が3連続得点を挙げて先制する。しかし、文京もスパイクやサービスエースですぐに同点に追いつく。ここからはお互いに一進一退の攻防が繰り広げられる。11-10と小石川が1点リードでむかえた中盤から試合が大きく動き出す。ここで、文京のスパイクが3連続で決まり11-13とリードを許してしまう。相手のサーブミスに救われ、12-13と一旦流れが切れたかと思われた。しかし、文京の勢いは止まらず、スパイク・ブロック・サービスエースを絡めて一挙4連続得点で12-17と小石川を突き放す。焦りが出始めた小石川は、終盤にミスが目立つようになる。要所要所で、清水のスパイクや諸星のサービスエースで得点を奪うも、この点差をひっくり返すことができずに17-25で1セット目を落としてしまう。
 2セット目は、ローテーションを変更し、サーブに定評がある小菅を開幕に起用して攻める小石川。相手レセプションを乱すと、諸星のスパイクで先制点を奪う。序盤は清水・金子が得点源となり点数を積み上げる。7-6でむかえた中盤戦。ここで、諸星のスパイクサーブが相手レシーブ陣にプレッシャーをかける。レセプションを乱すことに成功しチャンスボールをもらうと、清水・野島が相手コートにスパイクを叩き込む。6連続得点で小石川が13-6とリードする。文京も応戦してくるが、小石川の両エースの清水・茨木が7本のスパイクを決める活躍をみせ、相手に隙を与えない。ピンチサーバーで起用された吉田もサービスエースを決めるなど、掴んだ流れを離すことなく25-18でこのセットは小石川がとる。
 3セット目もこの勢いのまま奪いたい小石川だが、開始早々のサーブミスから4連続失点を許してしまう。これ以上の連続失点を防ぐべく、小石川の攻撃陣が奮闘する。7-10と序盤につけられた点差が縮まらないまま、ここで小菅にサーブ順が回ってくる。まずは1本目のサーブ。何としてもでも小菅のサーブを継続させたい場面で、金子のブロックが決まる。2本目、3本目は相手のレセプションを崩してチャンスボールをもらう。諸星・茨木がきっちりと得点を奪い同点。そして、4本目はサービスエースを奪い11-10と逆転に成功する。さらに、5本目・6本目もサービスエースを奪い6連続得点を挙げる。しかし、文京の攻撃陣も黙ってはいない。小菅のサーブを切ることに成功した文京は、すぐさま得点を奪い返し13-13と追いついてくる。緊張が走る中、15-15と試合は終盤戦に突入する。ここで、小石川にミスプレーによる3連続失点があり15-18とされてしまう。息を吹き返した文京は強気な姿勢で攻撃をしてくる。最後は、文京に流れを持っていかれてしまい19-25で3セット目を奪われてしまい第一試合は敗戦となった。
 
(2試合目 vs 成蹊)
 小石川の第2戦目の相手は成蹊。この試合の前に、成蹊 vs 文京が行われており、結果は文京が勝利。そのため、小石川のいる3チームリーグの1位は文京で確定。小石川がこの試合で成蹊に勝利しても1位にはなれないが、次回インターハイにむけて士気を高めるためにも大事な一戦となる。
 1セット目は、諸星のスパイクサーブで相手を崩すことに成功し、9-5とリードした状態で中盤をむかえる。成蹊もフェイントを織り交ぜた緩急のある攻撃で、徐々に点差を縮めてくる。11-11と追いつかれたこの場面で、金子のブロックが相手スパイクをシャットアウトする。これを起点に成蹊に傾いた流れを少しずつ引き寄せる。また、リベロ菖蒲谷の安定したレセプションが連続失点を許さない。21-16とリードしている場面で、小石川に連続ミスが起こる。21-18と差を縮められたものの、最後は茨木が4得点を奪い25-22とこのセットを勝利する。
 2セット目は、3月末から怪我で離脱していた松本をセンターに起用する。序盤から、ブロード攻撃やダイレクトを相手コートに叩き込むなどの活躍をみせる。しかし、タッチネットやサーブミス、スパイクミスなどが目立ち流れに乗れないまま7-6で中盤戦へ。1セット目同様に、ここでも諸星のスパイクサーブを起点に4連続得点を奪う。成蹊も、エースアタッカーを中心に得点を積み重ね、3点以上のリードを許さない。流れを引き寄せるために、ピンチサーバーで坂田と増谷を起用するが成蹊が大きく崩すことができず24-22と小石川がわずかにリードのままマッチポイントをむかえる。ここで、痛恨の2連続スパイクミスで24-24とされるも、相手のタッチネットに救われ再び25-24でマッチポイント。最後は清水のスパイクが決まり、26-24でこの試合に勝利した。

 小石川は3チームリーグを1勝1敗の2位となり、2日目進出とはなりませんでした。
 昨年度から保持していたシード権を失う結果となってしまいましたが、6月10日にあるインターハイ予選で、ベスト32以上となり再びシード権を獲得するために練習を積んでまいります。今大会に応援に来てくださった皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、男子バレー部をよろしくお願いします。


【試合結果】
《1試合目》小石川× vs 文京○
 17-25
 25-18
 19-25

《2試合目》小石川○ vs 成蹊×
 25-22
 26-24
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