東京都高等学校6人制バレーボール男子新人決勝大会結果
1月21日(日)に6人制バレーボール男子新人決勝大会(1日目)が行われました。11月に行われた新人大会(一次大会)を勝ち抜いてきた32チームと+全日本予選のベストを合わせた計36チームで試合が行われます。
（1試合目 vs 東京電機大学高等学校）
1セット目、松本の2連続サービスエースを含み、6連続得点で流れをつかんだ小石川。11-5と相手を大きく突き放し、一気に勝負を決めたかったが、電大高校のエースがそれを許さない。キレのあるスパイクで反撃してくると、他のスパイカーも勢いに乗り出す。あわて始めた小石川にサービスエースで追撃をしてくると、中盤で14-15と逆転をされてしまう。流れを取り戻したい小石川は、ピンチサーバーの坂田を投入。相手レセプションを乱すものの、得点を奪うことができない。小石川のエース清水を中心に、一進一退の攻防を繰り広げながら試合は終盤を向かえる。ここで、小菅のサーブが相手を崩す。3本のサービスエースを含む6連続得点で21-16とリードを奪う。この勢いに乗り、25-18で1セット目を先取する。
2セット目も勢いそのままに序盤から小石川が攻める。諸星の鋭いスパイクや野島のブロックで相手にプレッシャーをかける。また、茨城の3連続サービスエースもあり25-15でこのセットも奪い小石川の勝利。(25-18、25-15)
（2試合目 vs 東海大菅生高等学校）
第2試合目の相手は、新人大会(一次大会)ベスト4であり、高さとパワーを兼ね備える東海大菅生。ブロックの脇から叩き付けられるスパイクや、ブロックの上をかすめるスパイクに小石川の守備陣が翻弄される。しかし、清水・野島を中心にこちらも攻撃を展開する。特に清水のブロックアウトがこのセットはさ冴えわたり、相手の高さのあるブロックをうまく利用し得点を積み上げる。13-19と小石川劣勢で迎えたこの局面で、松本のサーブが相手のレセプションを乱す。サービスエースも奪い、4連続得点で17-19と点差を縮める。しかし、最後は相手のブロックに捕まり19-25で1セット目を奪われる。
2セット目が始まると、ここまで東海大菅生の強烈な攻撃を耐えしのいできた小石川に待望のブロックポイントが生まれる。相手の強烈なバックアタックを野島がシャットアウト。勢いに乗った小石川は茨木のスパイクでさらに追撃をかける。8-8までお互いに一歩も引かない展開となったが、ここで東海大菅生の攻撃陣が本領を発揮する。強烈なスパイクサーブで小石川にプレッシャーをかけてくると、レセプションが乱れ始める。相手にチャンスを返す場面が多くなり、連続失点してしまう。この流れを断ち切るために、ピンチサーバーで吉田を投入。逆境に強い選手だが、子のサーブはネットにかかりサーブミス。13-20となってしまう。しかし、エース茨木のスパイクで連続失点を止めることに成功。さらに、リベロ菖蒲谷がノーブロックから放たれた相手の攻撃をスーパーレシーブで上げ、得点に繋げる。この後、茨木の2連続サービスエースで18-23と点差を詰めるも、最後は18-25でこのセットも奪われてしまう。(19-25、18-25)
（3試合目 vs 大森学園高等学校）
勝つとベスト16入りが決まる大事な一戦。試合開始早々、スパイクやサーブにミスが目立つ小石川。浮足立ったところを、大森学園は堅実な攻撃で得点を積み上げていく。5-9とリードをされてしまうも、諸星・松本・茨木奮闘し8-10と差を詰める。しかし、相手の安定したレシーブや攻撃を乱すことができずリズムに乗ることができない小石川。試合の流れを完全に持っていかれてしまい、1セット目を15-25で落としてしまう。
2セット目は、小石川に元気と良い流れをもたらすために金子をスタメンに起用。しかし、大森学園の勢いは止まらない。小石川に対し10本のスパイクを決めるなど、つけ入る隙がない。対して、小石川は7本のスパイクミスと4本のサーブミス。思うようにプレーをさせてもらえず、13-25で小石川の敗けとなった。（15-25、13-25）
この結果、前回大会と同様にベスト20となり、目標としていたベスト16には届きませんでした。相手のミスに頼る場面が多くあり、自分たちの力で流れをつかみ取ることができませんでした。また、基礎・基本が身についていないことを痛感する内容でした。今大会の反省を活かし、応援に来てくださった方々の期待に応えられるように、日々の練習に励んでまいります。今後とも、小石川男子バレーボール部をよろしくお願いいたします。
【試合結果】
《1試合目》小石川 vs 東京電機大学高等学校
25-18
25-15
《2試合目》小石川 vs 東海大菅生高等学校
19-25
18-25
《3試合目》小石川 vs 大森学園高等学校
15-25
13-25
東京都立小石川中等教育学校（旧ホームページ）
