平成26年度 第1回SSH運営指導委員会記録
日時:平成26 年6 月27 日(金)16:00~17:00
場所:都立小石川中等教育学校校長室
出席者
下井 守 東京大学名誉教授
室伏 きみ子 お茶の水女子大学名誉教授
熊倉 啓之 静岡大学教授
(2)東京都教育委員会
小泉 博紀 東京都教育庁指導部高等学校教育指導課指導主事
(3)本校
奈良本俊夫校長、臼田三知永副校長、久保田裕人主幹教諭、
花崎敦子主任教諭、金田和久主任教諭、上村礼子主幹教諭、
久保田敏主任教諭、瀬戸治夫主幹教諭、]塩澤友樹教諭、
天良和男非常勤教員
内容
1 校長あいさつ
平成23年度SSH指定の4年次にあたる今年度、本校のSSH事業がますます発展するように、皆様から忌憚のないご意見をいただきたい。
2 本校SSHの取り組み報告
(1)平成25 年度の取り組みについて
(2)平成26 年度のSSH事業について
3 協議
「これからの本校におけるSSH事業」をテーマに協議し、運営指導委員より指導・助言をいただいた。
・東京でオリンピックが開催されることもあり、「オリンピック」を大きなテーマに考えてもよい。新しい都市作りや安全な都市作りのような、インフラづくりのようなことを通じて探究を進めていくことをテーマとして設定してもよいのではないか。また、防災や減災といった視点から、被災地の復興に役立つ研究などを行うことも考えられる。
・科学者を育成するのではなく、広い視野でマネジメントできる人材の育成の視点でテーマを設定してみてはどうか。そのような人材がイノベーションを実現できる。
・これまで小石川でやってきたことを継続・発展させていくことが重要である。小石川の「教養主義」がこれからの中心となるのではないか。イノベーティブなもの、つまり、既存の「物化生地」の枠を越えたものを育成していく。一つの分野ではなく、いろいろな分野で成果を挙げていることが小石川の強み。統計をフィロソフィーの理科でやっているが、統計のようなリテラシーを、全生徒が学べるようにカリキュラムに組み込むことも、中高一貫校での強みを生かす試みとして可能ではないか。
平成26年度 第2回SSH運営指導委員会記録
日時:平成26 年11 月15 日(土)16:00~17:20
場所:都立小石川中等教育学校校長室
出席者
(1)学識経験者
北原 和夫 東京理科大学教授
室伏 きみ子 お茶の水女子大学名誉教授
山崎 謙介 東京学芸大学教授
熊倉 啓之 静岡大学教授
(2)東京都教育委員会
南 和男 東京都教育庁指導部主任指導主事
(3)独立行政法人科学技術振興機構
宮崎 仁志 理数学習推進部先端学習グループ主任調査員
(4)本校
奈良本俊夫校長、臼田三知永副校長、久保田裕人主幹教諭、
奥谷雅之主幹教諭、花崎敦子主任教諭、金田和久主任教諭、
田代卓哉主任教諭、上村礼子主幹教諭、久保田敏主任教諭、
瀬戸治夫主幹教諭、塩澤友樹教諭、天良和男非常勤教員、
相川恵子非常勤教員
内容
1 校長あいさつ
本日は、校内でSSH 生徒研究成果発表会を行った。日頃の研究の成果を発表するもので、内容は多岐にわたり、発表方法にも工夫が見られた。今後のSSH事業の改善・発展のためにご意見、ご講評をいただきたい。
2 本日の発表会についての報告
本日の生徒発表について、各発表担当の教員から発表の内容・主旨について説明があった。
3 協議
本日の発表について協議し、運営指導委員より指導・助言をいただいた。
・英語による発表は、スライドに日本語も入っていたことが効果的だった。専門用語もあったが英語だけでは難しいのではないか。短い文にするとよい。英語でのプレゼンテーションは型があるので、それにのっとればよいが、フロアから英語で質問が出る場合対応できるかが課題である。
・質疑応答を活性化するために、「演出」をしてきっかけをつくることも1つの手法である。また、司会の方でどこがおもしろかったかということを聞くなど質問を引き出す方法もある。
・現在やっている研究について、どこまでの先行研究が行われているのか、オリジナルな部分があるのか、検証なのかを含めて、発表の中で明示できるとよい。
・質問の有無にも係わるが、「伝える力」を高めて欲しい。
・参加者が1年から5年まで、多分野にわたり、また発表者も2年から5年生という多様性がすばらしい。
・ぜひ大学を活用してほしい。
・今日の発表した生徒たち以外に機会を与えて欲しい。