SSH 高大連携事業 生命科学講習
「蛍光と発光の違いと先端科学技術の紹介」
平成30年2月11日（日）にお茶の水女子大学の千葉副学長を講師にお迎えして生命科学講習が行われ15名の生徒が参加した。
初めにホースラディッシュを使用した酵素反応による発光実験を行い、蛍光ペンの蛍光の原理なども交え、光によるエネルギー励起状態の発光と化学反応によるエネルギー励起状態の蛍光の違いについて講義を受けた。その後ノーベル賞受賞研究であるGFPがいかに生物学に寄与したかの紹介をして頂いた。
前期生にとっては未習の内容が多く含まれていたため、やや難解だったかもしれないが生物学の基礎からマイクロピペットの使用方法まで丁寧に講義して頂き、生徒たちは質疑応答も活発に行い蛍光たんぱくに強い興味を持ったようだ。先端研究を理解するためには日常的な学習の内容が不可欠だということもまた意識していたように感じられたため非常に有意義な講習になった。
東京都立小石川中等教育学校（旧ホームページ）
