中学生科学コンテスト2018に参加
8月26日(日)に、東京都内の中学生が理科・数学等の能力を競い合う「中学生科学コンテスト」が開催されました。今年度も、会場は都立立川国際中等教育学校と都立富士高等学校付属中学校で、都内の中学1年生、2年生が参加しました。
本校からは2年生27名(9チーム)が参加しました。チームで協力しながら、数学や理科に関わる筆記試験と実技競技に、全力で取り組みました。出場したチームのうち、小河原さん、内貴さん、多田さんのチームは、見事銀賞を獲得しました。
~以下は、コンテストに参加した三田さんの体験談です。~
《試験について》
筆記試験は、物理、化学、生物、数学、思考する問題の5つの大問で構成されていたため、メンバーそれぞれの得意分野の問題を分担して解き、その後分らない部分を交流したり、他のメンバーの解いたものを見直したりした。
メンバーと話し合いながら解くテストは初めてだったが、自分とは違う考え方にも触れることが出来て、面白いものであった。
実技試験は、スムーズに難なく作成することが出来たと思っていたものの、ルールを読み落として減点となってしまった。ただ、それぞれがこの試験を楽しむことができ、いい経験になったと思う。
《コンテストに参加して感じたこと》
今回、このコンテストにチームで協力して取り組んで、科学や研究にあるべき姿とは、このような姿勢なのだろうなと感じた。私は化学研究会に所属しており、普段から実験を重ねているが、人と相談しながら研究することはあまり多くない。しかし、科学というものは、たくさんの人と交流し、そのなかでよりよい答えを見つけていくものだと感じた。これからは、時には人に頼って、よりよい研究をしていきたいと思う。