東京都立小石川中等教育学校（旧ホームページ）

　令和元年8月7日、8日に神戸国際展示場で令和元年度SSH生徒研究発表会が開催されました。文部科学省とJSTが主催するこの発表会には全国のSSH指定校や海外招聘校から代表生徒が参加します。参加者数は約4,500名で、高校生を対象とした研究発表会では最も規模が大きい大会です。各校を代表する一つの研究だけが参加できるポスター発表はどれもレベルが高く、非常に充実した内容です。
　本校からは、6年生が「変形菌イタモジホコリの自他認識行動」というテーマでポスター発表を行いました。この研究は、丹念な観察から変形菌の変形体の行動に注目し、自他を認識する能力について考察したものです。審査委員の先生方から「高校生らしい着眼点で研究をはじめ、様々な機関と連携しながら科学的かつ継続的に研究を進めた」ことが評価され、全国212の代表研究のうち生物部門で最も優れた研究に選出されました。本校が全体発表に進出するのは、昨年に引き続き2年連続です。
　全体発表では、全国から集まった生徒たちの前でプレゼンテーションを行い、全国で最も優れた研究に贈られる文部科学大臣表彰を受賞しました。
　今回の研究発表会では、日頃の研究成果を発表する貴重な機会をいただくとともに、全国の優れた研究から多くの刺激を受ける時間になりました。参加校の皆様と、ご支援をいただいた方々に、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
 

ポスター発表 多くの方々においでいただきました	ポスター発表 たくさんのご質問・ご意見をいただきました	参加生徒 本校からは代表4名が参加しました
全体発表（口頭）  生物部門を代表して発表しました	文部科学大臣表彰 全国で最も優れた研究に選ばれました	表彰式 これまでの積み重ねが評価されました