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被災地の復興支援(310417)

被災地の復興支援(310417)

13日の新聞の、「大熊町役場 再出発に花 新庁舎あす開庁 避難町民集まり沿道に花壇」という記事が目に飛び込んできた。福島県にある大熊町は、隣の双葉町とともに東京電力福島第一原子力発電所が立地していた町である。
 
平成23年3月に起きた福島第一原発事故から8年が経過したこの3月10日、避難指示がようやく一部の地域で解除され、14日同町大川原地区に新しい町役場庁舎が開庁された。新聞には、避難先から集まった町民たちが庁舎につながる道路沿いに花壇を作り、再出発を祝うために植えられた花々の写真が掲載されていた。
 
再出発といっても、ようやく町の復興が始まったばかり。新聞によると、「農家が多いこの地域では、現在コシヒカリを試験的に栽培したがコメから食品基準を上回る放射性物質は検出されていないとのことだが、風評被害への懸念は根強く、農業再開を希望する農家は少ない。」とのこと。
 
清瀬高校では、平成25年9月の文化祭から、PTAが中心となり被災地の福島県南相馬市の野菜等を販売し、売上金を南相馬に寄付する活動を継続している。数年前からは風評被害によるコメの販売に協力するため、野菜や果物に加えコメの注文販売にも協力している。毎年の恒例となっているためご近所の方々からも好評である。
 
今、我々ができることのひとつは、これらの地域の人々が、完全な復興に何年かかるかわからない先の見えない不安な状況にあることを理解し、風評被害に苦しむ農家の皆さんが、丹精込めて育てた農作物を美味しくいただくことで協力、支援することだろう。
〒204-0022 東京都清瀬市松山3-1-56(最寄駅:西武池袋線 清瀬駅徒歩7分)
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