今朝も校門に立って生徒たちにあいさつしていると、写真部部長の中馬君が声をかけてきた。
「校長先生おはようございます。お礼が大変遅くなりましたが、先月の『多摩六都高校生写真展』でのプログラムのあいさつ文、ありがとうございました。そして校長先生の文章に感動しました。本当にありがとうございました。」
突然の生徒からの感謝の言葉に嬉しくなった。
ところで私はどんなあいさつ文を書いたのだろう?校長室に戻って読み返してみるとこんな文章だった。
『都立清瀬高等学校 校長 藤原 政広
素敵な写真は、見る者を自然と引きつけ、その場から動けなくする力があります。特に人物を被写体にした作品はそれを強く感じます。写真部生徒に人物を撮るときのテクニックを教えてもらいました。大切なことは、生きた目を表現することだそうです。今回も、写真の前から動けなくなる作品ばかりです。目の輝きに注目してご覧ください。』
中馬君、そして写真部の皆さん、こちらこそいつも素敵な写真を見させてもらえることに感謝しています。ありがとう。今後も見る人を立ち止まらせる写真をたくさん撮ってください。