「笑顔」を大切に
「あじさいウィーク」がはじまり大忙し。ちょうど校長室の窓の外にアジサイが咲き乱れる小さな森が広がる。
昨日(14日)も窓の外から小さな子供たちの叫び声が聞こえてきた。私は慌てて外に飛び出す。近所の保育園の園児たちである。私がニコニコしながら手を振るとニコニコしながら手を振り返してくれる。「こんにちは」と言うと「こんにちは」と返してくれる。何とかわいいことか。子どもたちの笑顔は理屈なくかわいい。
また昼過ぎになると、老人施設からのワゴン車が何台もやってきた。今度はおじいちゃんやおばあちゃんたちとの会話が弾む。毎年アジサイを観に来てくれているようで、「今年も楽しみにして来ました」と言ってくださる。皆さんがアジサイを観て、「きれいですね。ありがとうございます」と嬉しそうに言ってくれる。これまたその表情は輝いていた。アジサイのおかげでたくさんの人たちが喜んでくれる。またその姿に私も喜ばされる。アジサイたちは、昨日一日で217名のお客様に喜びを与えてくれた。
こうして思うと、人間の「笑顔」は何事にも代え難い魅力を持っている。あらためて私も毎日の「笑顔」を大切にしようと思う。