平成18年(2006年)7月に指定を受け、平成19年4月からエンカレッジスクールとして、新たな学校に生まれ変わりました。とはいっても「全日制課程普通科」に変わりはありません。特色のある「教育課程」(授業や行事など)に再編しました。自ら集い、自ら鍛え、自分を伸ばしていきましょう!
エンカレッジスクールとは
基礎の基礎から学びなおしのできる学校です。
小学校から中学校まで可能性がありながら、頑張っても力を発揮しきれずにいる皆さんのやる気や頑張りを、応援し励ますことを打ち出した学校です。
エンカレッジとは、「力づける」「励ます」「勇気づける」を意味しています。
- 体験学習の展開 1年生で体験を週2時間設定して、スピードミントンなどの生涯スポーツ、茶道などの伝統文化、農業・園芸、手話などの福祉ボランティア等、特色のあるさまざまな実習科目を設定しました。
- 生活指導重視 生徒の規範意識を高め、社会に出てからも自信を持って人と接することのできる人物の育成をします。
そのため、頭髪の染色・色落ちは、再登校指導を含む指導を行うなど、頭髪や服装指導を含め「ルールとマナー」を守らせて、規律ある学校をつくります。
また、「やる気と頑張り」をもって授業に取り組む皆さんが、落ち着いて学べる学校環境と授業環境を整えることに重点を置いています。
- 反復学習の導入 もう一度勉強をやり直し、基礎基本から学力を身につけたい人を鍛えます。反復学習で着実に実力をつけて、進路希望を達成します。
- 地域と連携 青少年対策蒲田東地区委員会や蒲田警察、大田区役所などと連携し、頼りにされる地域に根ざした学校づくりをします。
- 地域へ貢献 学習の成果や実習等で身につけた技術や能力をさらに伸ばすため、体験「特掃ボランティア」による地域美化活動や、体験「農業・園芸」とNPO「大田花とみどりのまちづくり」との連携での、蒲田駅前での緑化活動など、地域に還元して活用します。また、「奉仕」の時間では地域のボランティア活動に積極的に取り組みます。
君の「やる気・頑張り」を応援します。
(エンカレッジ)
- 学習は基礎基本から始まり、着実にじっくり学ぶことができます。 (1)1年次は、国語・数学・英語・社会・理科で30分授業を一部取り入れ、50分授業と併用して行い集中力を高めます。
(2)中間・期末考査の代わりに、各学期2回から3回行う確認テスト、および提出物や日々の授業への取り組みで評価します。
(3)反復学習で確実な学力の定着を目指し、希望する進路の実現をはかります。
(4)1年次は2人担任制を実施し、きめ細かな指導で生徒を支えます。
- 学力検査のない入学選抜を行います。 (1)学力検査は実施しません。
(2)調査書、面接、小論文、実技検査で選抜します。
(3)入学選抜は、推薦・前期募集・後期募集の3回実施します。
- 体験学習や宿泊体験研修を実施します。 (1)授業「体験」を時間割に組み込んで学ぶ楽しさや自分の新たな可能性を伸ばします。
(2)1年生で2泊3日、2年生それぞれで3泊4日の体験宿泊研修旅行を実施し、40数軒の農家に分宿し、農家の人達と交流しながら、農業や働くことのすばらしさや、社会生活のマナーを身につけます。
(3)実習や体験学習を通して、社会で役立つ知識・技術・技能を身につけ、地域に還元・貢献します。
- 規律ある学校生活を求め、生活指導をしっかり行います。 (1)制服着用指導を行い、きちんとした服装で学校生活を送るよう指導します。
(2)頭髪は染色・脱色を禁止し、品良く清潔さを保つよう保護者の協力を得ながら指導します。
(3)教育相談体制を整備し、「生徒の心の健康づくり」を推進します。
(4)授業規律・集会規律の確立を目指し、学校全体で取り組みます。