2◥基礎学力の充実・向上を図るとともに、個々の能力を伸ばし、生徒にとって最善の進路実現を目指す個人指導を心がけます。協力して学習指導の工夫・改善に努めるとともに、生徒の主体的な学習意欲を喚起します。計画的に進路指導を行うために、進路相談・指導体制を充実させ、自己の進路についての目的意欲を確立させ、自覚を促します。高きを求めることの大切さを明確に示し、意欲を喚起し続け、強い意志を形成します。キャリアガイダンスとともに、教育相談体制を整備し、生徒の心身の悩みに積極的に応じます。全ての教育活動において、自他の生命を尊重する態度、安全の確保・事故防止を徹底します。 本校は、昭和15年(1940年)に府立第十五中学校として開校し、今年創立82年目を迎えました。昨秋には、延期していた創立80周年を祝う会も実施し、次の10年に向かって新たに歩み始めたところです。 本校は、受験校ではなく「進学指導」重点校です。生徒が将来の自分の姿を思い描き、自己実現を図るとともに、社会に貢献するために必要かつ最適な学びを選択できるよう指導する学校です。そして、社会の変化に対応し、生涯にわたり学び続け、学ぶことの喜びを実感できる素地を身に付けられるよう指導しています。教員の高い専門性と緻密な教材研究により、知識を教え込むだけでなく、生徒の主体的・協働的な学びを取り入れるなど、質の高い授業を展開しています。 令和3年度は、東京大学に5名、一橋大学に9名、東京工業大学に2名、国公立大学医学部医学科に2名が現役で合格。国公立大学全体では、76名が進学しています。また、難関私立大学と呼ばれる早稲田大学、慶応大学、上智大学、東京理科大学には、合計で72名が進学しています。◦進学実績は、着実に向上しています。これには、次のような理由があります。 1 青高の宝である教員の質の高さ 先生方は勤勉かつ熱心で、人柄も優れています。 2 優秀な生徒と協力的な保護者 生徒も保護者も教職員も誇りを感じています。 3 エビデンスに基づいた教育活動 情報は迅速かつ正確に公表しています。 さて、令和3年1月から、大学入学共通テストが導入されましたが、青山高校ではすでに学力検査自校作成問題に大学入試新テストを見据えた設問を5年前から取り入れています。定期考査や校内学力テストも同様です。つまり、授業を大切に学習に励めば、自ずと新しい大学入試を突破する実力がつくということです。また、推薦選抜の小論文では、基礎的な知識を活用して課題を解決する思考力・判断力・表現力を問う、自由度のある解答を求める問題を出題しています。複数の教科で培った力を総合的に活用できるよう、全ての教科で思考・判断・表現力を養う指導をしています。 中学生のみなさん、将来の夢の実現に向けて、ぜひ青山高校への入学を考えてください。 難関国公立大学への進学という高い志をもって学習に専念できるよう、「AD ALTA 高きを望め青山で」をスローガンに、学校全体で生徒一人一人を支援しています。生徒も、保護者も、先生方も、みんながハッピーになれる学校です。AD ALTA Aim high, everyone!東京都立青山高等学校統括校長 小 澤 哲 郎高きを望め 青山で ー 本校を目指す皆さんへ ー都立の名門、青山高校
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