◤11 勉強はもちろん部活動や学校行事などにも全力を尽くして、自己を高めてもらいたいと考えています。「文武両道」を目標にしている学校は多くあります。本校は高いレベルでの「文武両道」の実践を目指しています。 青山高校へは、大変優れた素質をもつ生徒が多数入学してきます。先生や保護者から指示されてやるのではなく、自ら考え、自ら判断し、責任ある行動ができる人物を育てることを目指しています。また、伸び伸びとした環境の下で、本人の持てる才能や個性を十分に伸ばすことが大切だと考えています。さらに、将来は社会の中心になって活躍し、貢献する人物に育つことを期待しています。 国公立大学を目指す人が多く、ほぼ100%の人が大学入学共通テストに出願しています。本校のカリキュラムは国公立大学進学に対応し、3年生に文・理の選択講座が設けてあります。 青山高校できちんと学習している人なら、いわゆる難関大学にも合格できます。 詳細は、P5の「過去3年間の大学合格状況」をご覧ください。 令和3年度の現役(令和4年3月卒業)の進学者は、国公立大学76名、私立大学134名、専門学校1名で合計210名でした。大学現役進学率は74.7%です。それ以外は来年に向けて志望を貫きます。本校では現役で第一志望の進路実現を目指しますが、最後まであきらめないねばり強さが大切です。 本校では授業が一番大切だと考えていますが、基礎・基本の徹底や進学に必要な力をつけるために、すべての教科で平日の放課後や土曜授業日の午後に補習・講習を行っています。また、夏休みなどの長期休業日中には講習を行っています。生徒は進路部がまとめた講習一覧をみて、事前に受講申込みの手続きをします。土曜授業のほかに講習デーを置いています。 午後5時以降も残って学習したいという生徒のために自習室を設け、平日は朝7時30分から午後8時まで、土曜授業日は朝7時30分から午後6時まで、自学自習ができるようにしています。受験を前にした3年生や部活動後の1・2年生など、多くの生徒が利用しています。 また、全国レベルでの学力を比較するために、各学年・年3回外部模試を校内で全員が受験しています。校内作成による学力テストとともに、学力向上や進学指導に役立てています。その他、1・2年生には大学の先生方を本校に招いて「大学模擬講義」を実施しています。 部活動への参加率は90%以上です。文化部も運動部も、どの部も活動は熱心で意欲的です。活動は午後4時50分までしかできませんが、短い練習時間の中で工夫して活動しています。 始業時刻は午前8時30分です。朝のホームルームはなく、チャイムと同時に授業が始まります。どの授業もチャイムとともに始まりますので、教科書やノート、宿題などはその前に準備しておく必要があります。ですから、遅くとも5分前には教室に入る必要があります。 下校時刻は午後4時50分になっています。 中学時代は学んだことがよく身につく時期です。年齢に応じて習うべきを習い、学ぶべきを学ぶことが大切です。高校生はもちろんですが、中学生の皆さんも、今現在、中学生である自分が取り組むべき課題に一生懸命であってほしいと思います。日々の授業や家庭での学習、部活動やボランティア活動など、長い目で見れば自己を成長させることになる様々なことに夢中になるよう心掛けて、有意義な時間を過ごしてください。AOYAMA Q & Aよくある質問にお答えします
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